
ダマシを減らすには? 2018年5月24日 ドル円チャート分析です。
2018年5月24日 ドル円相場分析
週足。
ずっと陽線が続いていましたが、ようやく陰線。
青下落は、上に方向が揃ったところをA字で安値更新した強い下落です。
なので、青下落は戻り売りが成功しやすい下落。
ですが、この上昇は週足の本命サポからの反発です。
本命サポからの反発なのでV字も当然ありえます。
青下落に対して戻り売り。
戻り売りが入ってくるのをしっかり待つことが大事。
戻り売りが入ってきてどうなるのか?というのを見極める必要があります。
戻り売りが入ってきて、そのまま安値更新するのか?
それとも、安値まで届かず安値を切り上げるのか?
どっちになるかわかりませんが、どちらにしても、まずは売りが入ってこないと話にならない。
日足。
111円から落ちてきました。
強めの陰線で落ちてきて、110円では止まらず、黄色ゾーンで止まっています。
110円が重要と考えている方はたくさんいると思いますが、本当に重要なのは110円を軸にどのような攻防があったか?ということ。
これが理解できてれば、110円より黄色ゾーンのほうが重要だということはわかります。
110円から紫の下落で反発。
紫下落に対して戻り売りがもう一度110円から入ってます。
結局、戻り売りは安値まで届かずV字しましたが、V字の起点になったのが黄色ゾーンになります。
かといって、「110円で買わずに、黄色ゾーンで買うのが正しい」ということではありません。
110円もサポートラインなので、反発の可能性は十分考えられます。
110円で買って、落ちてきたらナンピンするのもアリだと思います。
紫の波で上昇トレンド継続中なので、110円を下抜けても全然上がります。
人それぞれ、いろいろ相場の見方はあると思いますが、110円を目線の切り替えに使うのはあまりおすすめしません。
「110円を下抜けたから売り目線」
波やゾーンが見えてれば、110円を下抜けたぐらいじゃ落ちるとは思えませんよね。
もちろん、111円からの反発の流れで、このままA字ということも考えられます。
下からしっかり買われて、それでも上がらなかったら、そのとき下を狙うのが基本。
相場を赤のような動きで考えている方は多いと思います。
実際、紫のラインは直線で波を引いてますが、その中のロウソク足の動きを良く見るとものすごくクネクネしてます。
買われるとこはしっかり買われるし、売られるところはしっかり売られます。
買われるべきところで買われて、その後どうなったのか?というのが重要。
・買われるべきところではしっかり買われるまで待つ。
・売られるところではしっかり売られるまで待つ。
これを意識できるようになると、相場の見方は変わってくると思います。
じゃあ、今は?
15分足。
黄色ゾーンから反発しましたが、ダラダラと落ちてきているところ。
本来なら、矢印ぐらいから買われなければいけません。
でも、ほとんど買いが入ってない状況。
こういうのが手を出さないほうが良いやつ。
こういうところで使える手法というのは、勝てるときは勝てるけど、ダマされるときはとことんダマされます。
そういうのでも良いのであれば、こういうところでトレードするのもアリかと。
ダマシを減らすには、しっかり買われるのを待つことが大事。
その後、買いが続くのか?それとも、失速して落ちていくのか?
ここら辺を注目して自分なりの手法を考えるとダマシも減らせるし、伸びやすいところでトレードできるようになると思います。