
「複雑に考えるから難しくなる!」「FXトレードはシンプルに考えることが大事!」こんなことをいう人がいるのかもしれません。確かに、トレードはシンプルなルールで勝てます。でも、シンプルに考えることが大事ということではないと思います。
今回はトレードの考え方についてです。
FXトレードはシンプルに考えるのが正解?
相場は複雑
「FXはシンプルに考えることが大事!」実際、こんなことをいう人がいるのかもしれませんね。検索している人もたくさんいるようなので。
今回もグーグルの検索からタイトルを決めているので、なんだかよくわからないタイトルの記事です。それにしても、いつになったら検索エンジンからアクセスがあるのだろうか?未だに0なんですけど・・・このブログはまだ2ヶ月ほどですが、FXのブログはかれこれ4、5年続けてます。まぁ~アクセスがありません。特に検索エンジンからのアクセスは全く無し。いつかわんさかアクセスが集まる日が来るのだろうか?全くイメージが沸かないんだけど・・・
FXの話に戻ります。
「シンプルに考えることが大事!」確かにシンプルに考えることは大事です。ただ、「シンプルに考える」この言葉を真に受けて全てをシンプルに考えるのが良くないのです。
相場は複雑です。時間足が短くなればなるほど複雑になっていきます。実際、複雑なところをシンプルに考える?そんなんじゃ生き残れません。チャートはイヤらしい動きをしますよ。
シンプルに考えるとは?
では、シンプルに考えるとはどういうことを指すのか?というと、シンプルに考えられるところでトレードするということ。別の言い方をすれば、自分が分かりやすいところだけトレードするということ。
昨日のチャートです。
安値も抜ける、高値も抜ける。わけが分からないところです。
シンプルに考えるならこんな感じ。
普通に下降トレンド継続です。でも、ここは、リアルタイムだとわけが分からないところです。シンプルに見えるのは、チャートが出来上がっているから。リアルタイムだとわけが分かりません。
この場所は、青の波で下降トレンドが継続しても良かったところです。でも、赤上昇が出た。
赤上昇が出たことでわけが分からなくなります。
「イヤイヤ、コッチの波で継続するから!」赤上昇が出た時点ではそんなこと分かりません。
シンプルに青の波で下降トレンドが継続したということは、チャートが出来上がっているから言えること。
赤の上昇と紫の上昇は同じ上昇です。波のサイズが違うだけ。
中期の方向は下です。なので、今の位置からシンプルに考えて戻り売りが狙えるか?という話。まあ、そう簡単なものではありません。これは実際リアルでトレードしてる方なら分かるはずです。
では、シンプルに考えるとは?
下からV字してきたけど、売りゾーンにタッチして赤の下落が出た。「下降トレンドが継続するんだ」ということで、シンプルに赤下落に対して戻り売りで良いと思います。
全てをシンプルに考えるのではなく、シンプルに考えてトレードできるところまで待つということが重要になります。
FXはシンプルに考えるのまとめ
ファンダを使う人もいれば、テクニカルを使う人もいます。テクニカルを使う人には、「チャートには全ての情報が織り込まれている」「だからテクニカルが最強!」なんてことを言ってる人もいるかもしれません。
それに対してファンダを使っている人は、「ここはテクニカルでどう説明するの?」と対抗したり。本当に勝てるのはファンダ?それともテクニカル?ぶっちゃけ、そんなことはどうでも良い議論。重要なのは、自分のテクニカルが通用するところでトレードするということ。
指標なんかでレジサポをぶち抜いて変なところから落ちてきたりするんですよ。それをテクニカルで「なぜそうなったのか?」と考えるのは無駄な時間でしかありません。
相場を全て理解しようとするのではなく、シンプルに理解できるところだけトレードする。「自分のルールはどこで通用するのか?」そこに労力を注ぎましょう。